歯磨きの習慣づけで絶対に気をつけたいこと|子どもの歯ブラシ事故を防ぐポイント
「小さい頃から歯磨き習慣をつけたい。」
そう考えて、お子さんに歯ブラシを持たせるご家庭は多いと思います。
それ自体は、とても良いことです。
ただ、小さなお子さんは歯ブラシをくわえたまま歩いたり、転んだりしてしまうことがあります。
今回は、歯磨き習慣を身につける前に知っておいてほしい「のど突き事故」と、安全に歯磨きをするためのポイントをご紹介します。
歯磨き習慣は大切。でも安全が最優先です
親子で一緒に歯磨きをすることは、自然と歯磨き習慣を身につける良いきっかけになります。
しかし、小さなお子さんはまだ危険を予測することができません。
歯ブラシをくわえたまま歩いたり、転んだりすると、喉の奥を傷つけてしまう危険があります。
私は歯科衛生士として、
「歯磨き習慣より、まず命を守ること。」
これを一番大切に考えています。
歯磨き習慣は、お子さんの成長に合わせて少しずつ身につけることができます。
のど突き事故は1〜2歳のお子さんに多く発生しています
消費者庁や東京消防庁では、歯ブラシによる「のど突き事故」への注意を呼びかけています。
特に1〜2歳頃のお子さんは、歯ブラシをくわえたまま歩いたり転倒したりして受傷するケースが多く報告されています。
一見すると傷が小さく見えても、喉の奥には太い血管や神経があります。
時間がたってから腫れたり、呼吸に影響が出たりすることもあるため、自己判断せず医療機関を受診することが大切です。
今日からできる事故防止のポイント
歯磨き中は、次のことを意識しましょう。
✅ 床に座って歯磨きをする
✅ 保護者が必ずそばで見守る
✅ 歯ブラシをくわえたまま歩かせない
この3つを守るだけでも、事故のリスクを大きく減らすことができます。
安全な子ども用歯ブラシを選ぶのもおすすめ
最近では、のど突き防止プレートが付いた子ども用歯ブラシも販売されています。
プレートが付いていることで、歯ブラシが口の奥まで入りすぎるリスクを軽減できます。
もちろん、安全グッズを使っていても目を離してよいわけではありません。
保護者の見守りと、安全な歯ブラシ選びを組み合わせることが大切です。
まとめ
歯磨き習慣は、お子さんの将来のお口の健康につながる大切な習慣です。
だからこそ、
安全に続けられることが何より大切。
焦らず、お子さんの成長に合わせながら、親子で楽しく歯磨き習慣を育てていきましょう。
たなか コラム🌿
乳幼児健診で仕事をしていたころ、「早く歯磨き習慣をつけなきゃ」と頑張る保護者の方にたくさん出会います。
その気持ちは、とてもよく分かります。
でも、小さなお子さんにとっては、歯磨きよりも「安全」が最優先。
歯磨き習慣は、少し遅れても身につけることができます。
だから私は、見守りが難しいなら「ま、いっか。」
少しゆるめの歯磨き習慣でいいと思っています😊

