誤嚥性肺炎の原因と対策
誤嚥性肺炎は嚥下障害が原因
嚥下障害とは
嚥下障害とは食べ物や飲み物がうまく飲み込めずに、度々気管の方に入ってしまうことです。
嚥下障害になると栄養を十分に取れず体力がなくなったり、「誤嚥性肺炎」の原因にもなります。
嚥下障害は老化による口の機能の低下などによって起こります。
嚥下障害をチェックしてみよう
□ 食事中に食べ物が口からこぼれる
□ 口の端からよだれがでる
□ 飲み込みにくくなった
□ よくむせる・せき込む
□ 食べ物がのどに詰まった感じがする
□ 息が鼻からもれる
□ 飲み込んだ時、声がかすれる
1つでもある場合は嚥下障害の兆しかもしれません。一度口腔内の検診をおすすめします。
誤嚥性肺炎を防ぐために
【 1. 口腔ケア 】 お口を清潔に保つ
高齢者施設での調査によると専門的口腔ケアをしている人はしていない人と比べて肺炎にかかった人数、死亡者数が低く、期間が長くなるほどその発症率の差がはっきりしているとの報告があります。
歯磨きや入れ歯のお手入れなど、お口の細菌を取り除き、清潔に保つことは大変重要です。
【2. 誤嚥を防ぐリハビリ 】 咳払いの練習
咳をすることをむせるとも言いますが気管に入ってしまったものを吐き出そうとする大切な反射です。嚥下機能が低下するとこの咳払いをすることも難しくなります。
まず、深呼吸して息を止め、その後「エッヘン!」と咳をして大きく吐き出すことを繰り返してみましょう。
これを何度か繰り返すことが練習になります。お食事の前のリハビリとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
【3.誤嚥を防ぐ飲み込み方】 「うなずき嚥下」
食べ物を飲み込む力が弱い人には「うなずき嚥下」が効果的。
飲み込む瞬間に頭をやや上に上げてから大きく下に動かします。ごっくんと飲み込んだ後に、ハァと息を吐くと、気管に食べ物が入らないように押し戻してくれます。
まとめ
肺炎は日本人の死因として第4位。その9割は65歳以上の高齢者です。
高齢者の肺炎は口の中の細菌が唾液などに混じり誤って肺へ入り込んで発症する「誤嚥性肺炎」の割合が高く、寝ている間など本人が気づかないうちに誤嚥を起こしていることも少なくありません。
お口の健康は特に高齢者にとって大切な健康管理です。
TVを見ながら、おしゃべりしながらのお食事は楽しいものですが気持ちがそれてむせることもよくありますので注意したいですね。
ゆっくりよく噛んで意識してしっかり飲み込む。また、誤嚥してしまっても普段から簡単なリハビリやお口を清潔にしていることが予防につながります。
お口の健康にお役立てください
誤嚥性肺炎を予防するためには何といってもお口を清潔に保つことです。
特にご年配の方は歯ぐきに優しい「やわらかめ」の歯ブラシをオススメします。
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