🪥**「歯ぐきがやせてきた…?」と思ったら。今からできるやさしいケアを歯科衛生士がご紹介します**🦷
こんにちは。歯科衛生士の田中です😊
年齢を重ねると、歯や歯ぐきの状態にも少しずつ変化が出てくるもの。
今回は、「最近、歯ぐきが下がってきたかも…」「歯が長く見える気がする」という方に向けて、歯ぐきがやせる原因とやさしいケア方法をご紹介します。
◆ 歯ぐきが下がるのは「年のせい」だけではありません
「昔より歯が長くなった気がする」
「歯の根元が見えてきた」
そんなふうに感じること、ありませんか?
これは**歯肉退縮(しにくたいしゅく)**といって、歯ぐきがだんだん下がってくる状態をいいます。
加齢によって起こることもありますが、歯みがきの仕方によって進んでしまうこともあるんです。
◆ 歯みがきが強すぎると、歯ぐきが下がる原因に
とても多いのが、力を入れすぎてゴシゴシ磨いているケース。
特に「大きく横に動かして磨く」クセがあると、歯ぐきがダメージを受けて下がりやすくなります。
また、歯みがき粉をたっぷりつけて、強く磨くのも要注意。
タワシでクレンザーを使って金属をこすると傷がついてしまうように、歯の根元も少しずつ削れてしまうことがあるんです。
◆ 今日からできる!歯ぐきを守るやさしいケア
「歯ぐきがやせてきたかも?」と思ったら、まずは歯みがき習慣を少しだけ見直してみましょう。
🔹① 歯ブラシを「やわらかめ」に変える
やさしい毛先の歯ブラシなら、歯ぐきへの刺激を和らげられます。
🔹② 歯みがき粉は少なめ、または粒子の細かいものに
たくさん使えばいいわけではありません。刺激が少ないタイプを選びましょう。
🔹③ 軽い力で、小さく優しく動かす
鉛筆で字を書くような力で、1本ずつ丁寧に磨くのがコツです。
◆ 歯の根元は、実はむし歯になりやすい場所
歯ぐきが下がると、もともと隠れていた“歯の根元”の部分が出てきます。
この部分はエナメル質ではなく「象牙質(ぞうげしつ)」というやわらかい素材でできているため、むし歯になりやすく、しみることもあるんです。
早めのケアで、進行をゆるやかにしていきましょう。
◆ まとめ:やさしく、丁寧なケアが歯ぐきを守ります
歯ぐきの変化は、年齢を重ねる中で自然に起こるものですが、日々のケア次第で予防や改善ができることもたくさんあります。
「強く磨く」ではなく、「やさしく磨く」がこれからのキーワード。
少しずつでもいいので、習慣を見直してみてくださいね😊
わからないことや不安なことがあれば、どうぞお気軽にかかりつけの歯科医院へご相談ください。お一人おひとりに合ったアドバイスをいただけると思います🪥🌿
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